自動車業界の品質マネジメントシステム 「ISO/TS16949:2009」のご紹介
協立精工グループである、中国深圳市の協立譽威有限公司が取得している「ISO/TS16949:2009」についてご紹介いたします。
ISO/TS16949:2009とは?
ISO/TS 16949 とは自動車産業向けの品質マネジメントシステム(QMS)の技術仕様である。2013年現在の現行の版はISO/TS 16949:2009であり、名称は『品質マネジメントシステム – 自動車製造や関連する交換部品に携わる組織にISO 9001:2008を適用する際の要求事項』(Quality management systems —Particular requirements for the application of ISO 9001:2008 for automotive production and relevant service part organizations)という。TSは技術仕様(Technical Specification)を意味する。ここで品質マネジメントシステムというのは、単に顧客の要求事項を満たすだけでなく、継続的な改善や不良品ができることを防止すること、製品の統計的ばらつきの減少、サプライチェーンにおける無駄の排除を確実なものにするシステムである。自動車業界において製品やサービスを供給する組織が、そのようなシステムを運用していくことを支えることがISO/TS 16949 の目的である
引用 Wikipedeia
協立精工グループ(協立譽威有限公司)での車載部品への取り組み
自動車部品に求められるものは、信頼性・耐久性・堅牢性です。
まずは、信頼性です。自動車部品は不具合を起こせば人命にかかわります。よって製品の品質に対して求められるレベルは非常に高くなっています。
次に耐久性です。真夏の日差しの下でも、凍てつく寒さの真冬でも確実に動かなければならないからです。
最後に堅牢性です。自動車は安易に買い替えされません。10年前後は使用されますので、堅牢性も要求されるのです。
そんな高品質を求められる車載部品ですが、協立精工では、精密プレス加工、精密絞り加工を駆使し製造しています。 協立精工グループが精密プレス加工で製造している車載部品は以下の通りです。
- インジェクション(燃料噴射装置)に使用されている部品
- ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)に使用されている部品
- トランクリッドオートシステム(トランク自動開閉装置)に使用されている部品
- ヘッドライトオートレベリングシステム(光軸自動調整装置)に使用されているモーター部品
- パワーウィンドに使用されているモータ-部品
認証内容
- 適用規格 : ISO/TS16949:2009
- 登録活動範囲 : 自動車用金属プレス部品の製作(チャプター7.3製品設計を除く)
- 認証機関 : TUV SUD
- 登録証番号 : 0207932
- 登録日 : 2015年4月20日
今後も、精密プレス加工、精密絞り加工の技術を活かし、品質マネジメントシステムの維持・向上に努め、多くのユーザー様に満足していただけるものづくりを目指します。
2017年01月17日