【協立精工が解説!】プレス加工で使用するプレス機械の種類 vol.2

2017年9月28日 プレス加工の豆知識

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リンクモーションプレス、ナックルプレス、リンクプレスとプレス機械の種類をご紹介しましたが、今回は協立精工の主力プレス設備であるトランスファープレスと順送プレスについて説明します!

 おさらい!プレス機械とは?

簡単に言うと、上下に取り付けた金型の間に金属などの被加工材を挟み込み、強い圧力を被加工材に加えて金型と同じ形状に塑性変形させる機械です。

一般にボルスタと呼ばれる部分に下金型をセットし、スライドと呼ばれる部分に上金型がセットされ、スライドの上下動により曲げや抜き、成形などの加工が行なわれます。

大きく分けて「機械プレス」と「液圧プレス」の2つに分類できます。

協立精工の主力プレス設備 トランスファープレス

トランスファープスとは、順番にセットされた多工程の金型内のプレス加工品を、1工程終わるごとに機械に付属されたトランスファー機構によりフィンガーでグリップし、自動で次工程へ搬送するプレス機械です。

トランスファープレス機の特徴

トランスファープレス機は、プレス加工品を自動で移動させていく搬送機構が必要なので、金型の製作や設計費用が余分にかかりますが、順送プレスと同じく大量生産に向いています。また、順送プレスに比べるとSPM(1分間の生産数)は劣ってしまいますが、歩留りは良いというメリットもあります。絞り加工などの形状変化の大きいプレス加工品にも向いています。

協立精工の主なトランスファープレス

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協立精工の主力プレス設備 順送プレス

順送プレスとは、複数の工程が一つの金型の中に作られている順送り金型と呼ばれる専用の型を使用し、ロール状のコイル材から最後までプレス加工品を分離させずに加工していくプレス機械です。

順送プレス機の特徴

順送プレス機は、金型の設計や加工が複雑なため、金型の製作コストが高額になってしまいますが、1つの工程(1つのプレス)だけで複雑な形状のプレス加工品を作ることができます。

また、トランスファープレスより歩留りは良くありませんが、SPMを上げることが可能で、最も大量生産に向いています。

協立精工の主な順送プレス

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順送プレス,プレス加工,アイダエンジニアリング

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液圧プレスとは?

液圧プレスとは、油圧や水圧などにより駆動する、金属部品をプレス加工(塑性加工)するプレス。水圧式より油圧式の方が広く普及。その理由は、製品のみならず機械自体のサビを防ぐことができ、制御性に優れた精度の高いプレス加工品を作ることが可能なためです。

協立精工では液圧プレスによる生産を行っておりませんが、プレス加工の種類として紹介させていただきました。

 

プレス加工で使用するプレス機械の種類 まとめ

このように、プレス機械はプレス製品の加工目的・精度・生産性などにより適した機械で製造することができます。

協立精工では、旭精機工業製やオーサワエンジニアリング製などのトランスファープレスや、アイダエンジニアリング製などの順送プレスを多数保有し、安定した品質管理のもと量産しております。

保有設備について詳しくはこちらをご覧ください

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